2013年12月19日木曜日

あさくら歴史探検隊 12月講座 №2

綿から、糸を撚り、簡易織り機(厚紙の織り機)を使って布を作ってみました。
綿糸が何から出来ているのか、知らない隊員たちもいて、
綿の木が、どのような植物なのかを見ていただきました。
紡錘車を使って綿の繊維と繊維を撚り合わせて糸にしていきました。
隊員たちは、糸にしていく作業に真剣にとりくみました。
とても、難しい作業に悪戦苦闘です。
出来上がった、糸を横糸に通して、
簡易織り機(厚紙で作った織り機)を使って
小さな布を織っていく体験をしました。
自分たちが身につけている布がどの様に出来ているのかを知る
体験をしました。







あさくら歴史探検隊 12月講座開催 №1

14日(土)、とても寒い日でしたが、12月講座 野焼き綿から紡錘車を使って糸づくり
を体験しました。

野焼きは、10月講座で実施する予定でしたが、
あいにく雨天のため中止になりました。
朝のうちは、みぞれ雑じりの冷たい雨がパラパラしていましたが、
野焼きの火入れを行ったとたん、
青空が広がってきました。
今年も、無事に隊員たちが制作した土器や埴輪が焼きあがりました。




2013年11月22日金曜日

園児たちが勤労感謝の挨拶に来てくれました。

明日は、勤労感謝の日
龍門保育園と朝倉保育園の年長さんたちが、
花と記念品をもって、
感謝の気持ちを伝えに来館してくれました。
とっても元気なかわいい声に
わたくしたちも、元気をもらいました。
美術館のお仕事がんぱりますね。
ありがとう!!!ございました。

秋の企画展“OH”黄オータム(秋)展 「黄色い秋をさがして」

11月の半ばを過ぎ、山々が紅葉しています。
朝倉近辺の山々も色づいて、今まさに紅葉を満喫できます。
当館もまさに、秋一色の展示になっています。
作家の方々がそれぞれの感性で「黄色い秋」をテーマに作品を創作されています。





2013年11月3日日曜日

あさくら歴史探検隊 10月講座は、勾玉を作りました。

 10月26日(土)に講座を開催しました。
前日は、台風が太平洋側を通過したためにたくさんの雨が降り、
当日、野焼きを予定していた場所が、
濡れてしまっているため中止になってしまいましたが、
勾玉づくり体験を楽しみました。
四角い蠟石を勾玉の形に切り抜いて、
一生懸命にサンドペーパーで磨き、
仕上げに水につけて耐水性サンドペーパーで、
ピカピカに磨きあげていきます。


                        どんな勾玉にする?



なかなか磨けんね。


親子で頑張っています。
 

水につけて、最後の仕上げです。
ピカピカになるよう頑張っています。









 

2013年10月12日土曜日

朝倉中学校1年生が見学と勾玉づくり体験に来てくれました。

朝倉中学校1年生は、パイオニア授業で朝倉の
歴史について勉強されています。
10月10日来館され、古墳の事を熱心に調べられていました。
展示している古墳から出土した勾玉の説明を聞き、実際に勾玉づくりを体験です。
出来あがった勾玉を首にかけて、ご満悦です。

 
 
 
午後からは、多伎神社古墳群と野々瀬古墳群を見学し、
実際に自分たちで見て、触れてみて、
古墳の事を体感しました。
  


2013年9月28日土曜日

朝倉地域の秋を探して

ずいぶん涼しくなり、秋めいてきました。
朝倉のシンボルマウンテン 笠松山が臨めるところ。
彼岸花が田のあぜ一面に咲き、
稲が黄金色となって、
もうすぐ、稲刈りの時期が近づいています。

秋の企画展の第2弾
昨年は、赤い秋を探してがテーマで「朱趣秋」展を開催しましたが、
今年は、黄色い秋を探して「“Oh ”黄 オータム(秋)」展を開催予定です。
会期は、11月2日(土)~28日(水)迄です。
洋画、写真、染織、等 の作品を展示しますので、
是非、ご覧ください。

展示より、一足先に
朝倉地域の秋をお楽しみください






2013年8月31日土曜日

伊予路(東予地方)のむかしばなしを懐かしい紙芝居で楽しみました。

もう夏休みも終わりに近づきました。
当館では、夏休み最終週の29日に展覧会開催中のイベントとして、
展示しているお話を「読み聞かせる会」を行いました。

昔なつかしい紙芝居の世界を今の子供たちにも楽しんでもらおうと、
当時の紙芝居風景を再現してみました。
参加してくれた子供たちも、マンガの「ちびまるこちゃん」を見て、
よく知っているようで、館内を見学していましたが、
拍子木の合図で会場に集合してくれました。

紙で作った10円を紙芝居のおじさんならぬ、お母さんに渡すと、
型抜き菓子を渡してくれ、紙芝居が始まるまでの時間、
失敗しないように、丁寧に型抜きに挑戦です。
うまく型抜きを出来た子には、後でお楽しみがあると聞いているので、
真剣です。
           
      (今でもこの懐かしいお菓子があって感激しました。)
 

 さあ、いよいよ、始まり、始まり。

朝倉地域の昔話は、「保田の権六様」江戸時代、大飢饉でお米が取れず
庄屋さんである、権六さんが、自分の蔵の米を無償で分け与え、
また、翌年の種籾を枕に自分は亡くなってしまうが、
米作りは守られたというお話です。  































玉川地域のお話は、「玉川町おななしクラブ玉手箱」のメンバーの方々による、
「神さんの投げた石」(奈良原山と高橋の権現山が力くらべをしようと石投げをしたお話)
と「はなかげさん」庄屋さんの家に入った泥棒が逃げる途中、
岩に鼻をぶつけて死んでしまったというお話)をしてくださいました。
 
 

















読み語りにご協力してくださったメンバーの方々、ありがとうございました。
子供たちは、「昔のことがよく判っておもしろかった。」と
喜んでいました。

紙芝居の楽しさは、世代を超えて感じれるものだと実感いたしました。

                

探検隊 大島の歴史と芸術を感じにレッツゴー!


夏休みも終わりに近づいた先週の(24日)土曜日に探検隊員たちは、
大島にある博物館、郷土館、見学を楽しみました。

村上水軍博物館で、村上水軍についての歴史クイズをしながら館内を見学しました。












(学芸員さんの説明を聞いています。)




水軍博物館では、鎧を着せてくださるコーナーがあり、
隊員たちもコスプレに挑戦!


                                 










(どう?似合ってるでしょ。)





吉海郷土文化センターでは、郷土出身の洋画家 野間仁根(ひとね)の作品を鑑賞しました。












(野間仁根の作品は、吉海の誇りです。)




前日までは、猛暑が続き、8月に入って雨が降らない日が続いていたのに、
当日は、記念すべき雨に降られてしまいましたが・・・・・。
亀老山展望台では、霧が一瞬晴れ素晴らしい
しまなみ海道の風景を見ることが出来ました。

           
 


2013年8月17日土曜日

「伊予路(東予地方)のむかしばなし展」開催中

残暑お見舞い申し上げます。
毎日猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか?

ただ今、当館では、この地方に残るむかしばなし展を開催しております。
是非、ご来館ください。

展覧会の紹介をさせていただきます。

「わたしたちの郷土、愛媛県の東予地方は、風光明媚、
 白砂青松の海に囲まれ
 四季折々にたたずまいを変える山に囲まれた所です。
 自然にめぐまれ、気候風土も穏やかな瀬戸内という風土の中で育まれた
 たくさんの民話や伝説が多く残っています。
 この度の「伊予路(東予地方)のむかしばなし」展を開催にあたりまして、
 とりあげました昔ばなしは、ほんの一握りのものであります。
 これを機会に数多く残された”むかしばなし”を紐解かれまして、
 今一度、自分たちの住んでいるところをより身近に感じ、
 再認識するきっかけとなれば幸いです。
 ふるさとの民話や伝説は、ふるさとに生きる人々のかけがえのない
 文化遺産です。」



                     


石鎚山麓むかしばなしの《第9話》

「犬墓」
画と文 平井辰夫


猟犬が自分の命をかけて主人を大蛇から守ったお話



 

展示風景
べっちゃら谷の鬼

きき耳がんりゅう

 
今治の昔話「矢田の蛇池」

日照りが続き、雨を降らせるために、矢田の蛇池近くに住む三姉妹の三女が大蛇の嫁になり、
その後、田んぼの水の心配がなくなったというお話
玉川の昔話「神さんの投げた石」

朝倉の昔話「のしかけ岩」

南北朝時代、朝倉 笠松山で繰り広げられた、いくさのお話
朝倉の昔話「保田の権六様」

江戸時代、長雨が続き、不作で食べる米がなくなり農民たちに自分の蔵の米を分け与え、
食べずにもみ種をまくらに亡くなった権六様のお話


米作り電動人形 (吉海郷土文化センター蔵)



 

2013年7月27日土曜日

あさくら歴史探検隊 7月講座 「藍の生葉染め」

夏休みになりましたね。7月の講座は、「藍の生葉染め」体験です。
種から育てた藍が良く育ち、生葉染に最適な状態になりました。
NPO法人愛媛生態系保全管理 理事 藤原陽一郎先生から、古代の人たちが、
布をどの様にして染めていたのか説明を聞いた後、実際に古代の方法で染物体験です。
思い思いに布を絞り模様を作りました。
茎からちぎった葉をミキサーで攪拌させ染液を作ります。
その染液に布を付けると、鮮やかなスカイブルーに染め上がりました。
夏空に隊員たちが染めた布が、ひるがえりました。