2017年11月22日水曜日

「伊予国府を考える」ー今治平野の古代遺跡、その分析と国府発見への試み

今治市 今治市教育委員会 ・ 公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター 合同企画展

「伊予国府を考える」



 ” 國府在越智郡 ”  さて、いったいどこに・・・・・・


                (パンフレットより   監修 愛媛県埋蔵文化財センター 首藤 久士)


国府とは、律令制の下で諸国に設置された地方支配の拠点となる中央政府の出先機関で、国司が政務を執り行う国庁を中心とする役所・倉庫群である国衙、及びそれらを包摂sる周辺の都市域をさします。(中略)
 16世紀前半頃mで存続したことが文献の研究によって明らかにされており、
伊予国府は政治の中枢として古代だけでなく中世社会とも密接な関わりをもっていたものと
推測されます。




古代の今治平野




(中略)
現在までの調査成果から、今治の古代遺跡の分布には、下記の7つのまとまりが認められます。




A 来島海峡エリア
B 近見丘陵南麓エリア
C 日高丘陵エリア
D 惣社川右岸エリア
E 唐子丘陵南麓エリア
F 長沢エリア
G 頓田川中流エリア


この7つのエリアのほかにも、(中略)今後の調査の進展によっては重要な区域となる可能性があります。




是非、ご来館くださり、どこに国府があったのだろうと思いを馳せていただければ
と思います。







2017年8月13日日曜日

企画展「朝倉を伝える」開催中

 朝倉地域は、県下でも数多くの古墳が現存している地域です。
古墳が、1500年以上という時を超え現在の風景のなかで違和感無く
ひとつの風景をつくっています。


 今回の企画展では、朝倉地域の歴史、文化、風景写真などにスポットを当て過ぎ去った様々な
時代の面影が残る地域の素晴らしさをお伝え出来ればと思います。


 愛媛県歴史文化博物館から、英国人ウィリアム・ゴードン氏(1842年~1922年)が明治時代、
英国人による、県内の古墳を撮影した日本最古の古墳の写真を借用さていただき、
展示させていただいております。


 また、今治市中央図書館にて展示された「朝倉の古墳」展のリニューアル展示をしています。
朝倉の歴史を見つめてきた、笠松山や、樹木の写真や水彩画など、展示いたしております。





















2017年8月10日木曜日

藍の生葉染めをしました

      あさくら歴史探検隊、7月講座は、藍の生葉染めをしました。


    まずは、藍の葉を布にはさみ、葉をつぶすように上から叩く、叩き染めをしました。
   葉の形が付いたら、一時間程度放置をし、葉の残骸を取り除き、充分酸化させてから
   中性洗剤でよく洗うと、葉の緑色はなくなり、インディゴの青が布に残ります。








     今年の梅雨は、雨が少なく藍の生育があまり良くなく心配されましたが、
        なんとか染めることが出来ました。














              藍に染まった布を空気に触れ酸化させると藍色に変化します。





       
            藍の生葉染めは、夏の時期、新鮮な藍の植物が取れる場所や、
           収穫した時にしか染色できないことや、絹や羊毛やナイロンには、
           染色できるが、木綿や麻には染まりません。





以前、藍染めで製作していた古代の衣装を着ていただきました。
(生葉染では、ありません。)





             














2017年2月15日水曜日

第25回 今治地域交流展 始まりました

 立春を迎えましたが、まだまだ寒さ厳しい日々が続いていますが、


日差しは、少し春めいて、土筆もそろそろ出始める頃となってきました。

第25回 今治地域交流展が始まりました。

今治、菊間、大西、波方、玉川、朝倉の方々の作品が、出展されています。






















2016年7月31日日曜日

「龍ぞくぞくあらわる」展 開催中

猛暑日が続き、厳しい暑さに日本中がみまわれています。
全国に929ある観測点のうち、最高気温が35度以上の猛暑日となったのは、
32ヶ所にのぼり、30度以上の真夏日は、600ヵ所を越えているそうです、
水分をこまめに取り、熱中症にはくれぐれもご用心ください。


当館では、「龍ぞくぞくあらわる」展を開催しています、
平成25年 26年度に公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センターが
発掘調査を行った遺跡の写真や出土品を展示をしていただいております。
また、新谷森ノ前遺跡から出土した、龍が描かれた、弥生時代の
絵画土器を展示.龍が描かれた土器は水に関わる祭祀に使用されたことが推定できる
貴重な発見となっています。


龍様の力でこの暑さを和らげてくださいと、私達も願いたくなりますね。



龍が描かれた 絵画土器 弥生時代後期 
(公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター 蔵)

2016年5月4日水曜日

明日は子どもの日

考古室入り口に

手書きの節句幟をたらしています。

勇壮な武将を描かれた、二双の迫力ある幟をアップしました。


また、とても珍しい節句の飾りも展示しています。

名家で飾られていたと思われますが、

手の込んだ逸品です。












2016年3月26日土曜日

一足早くヒカン桜が咲いています

卒業シーズンも終わり、
もうすぐ、4月になり入学シーズン、新年度が始まります。
皆様も、あわただしい日々を過ごしておられると思います。

公園の桜たちは、時期がくると順番をまっているかのように咲き始めました。
まず、ピンクの色が濃い『ヒカン桜」が今盛りと咲いています。

ソメイ吉野桜は、まだ、まだ 硬い蕾のままですが、
咲き始めると一気に公園は、
桜満載になります。