2013年5月9日木曜日

火おこしに使う、もぐさ作り

あさくら歴史探検隊の火おこし講座で使用する火種となるもぐさが、
最近では、とても貴重で市販で購入すると結構なお値段がします。
そんな話をスタッフと話していたところ、
「昔は家でもぐさを手作りしていたよ。」と、来館されていたお客様が、
作り方を教えてくださいました。
今、よもぎが道端にたくさん生育し始めた時期なので、スタッフFさんが、もぐさを作ってみようと
奮闘してくださいました。その結果、とても、とても、素晴らしいMOHUMOHU(モフモフ)のもぐさが
出来上がりました。
さっそく、8日、今治小学校6年生が火おこしに使用し、全員、火をおこす事に成功しました。

道端に生育しているよもぎがこんなに素晴らしい色々な物に変身し、活用できる事が解り
あらためて、古代からの知恵に関心した次第です。






 
もぐさの作り方
 
1、道端のヨモギ 2、籠一杯分を採取 3、茎と葉の部分を分ける 4、 ぱりぱりに乾燥させる
5、乾燥ヨモギ 6、1度目のミキサーをかけた状態  (ミキサーに何度もかけて、葉緑素の部分と分離させる)
7、もぐさの完成 出来立てのほやほやのもぐさは、まだ青く良い香りがします。