毎日猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか?
ただ今、当館では、この地方に残るむかしばなし展を開催しております。
是非、ご来館ください。
展覧会の紹介をさせていただきます。
「わたしたちの郷土、愛媛県の東予地方は、風光明媚、
白砂青松の海に囲まれ
四季折々にたたずまいを変える山に囲まれた所です。
自然にめぐまれ、気候風土も穏やかな瀬戸内という風土の中で育まれた
たくさんの民話や伝説が多く残っています。
この度の「伊予路(東予地方)のむかしばなし」展を開催にあたりまして、
とりあげました昔ばなしは、ほんの一握りのものであります。
これを機会に数多く残された”むかしばなし”を紐解かれまして、
今一度、自分たちの住んでいるところをより身近に感じ、
再認識するきっかけとなれば幸いです。
ふるさとの民話や伝説は、ふるさとに生きる人々のかけがえのない
文化遺産です。」
石鎚山麓むかしばなしの《第9話》
「犬墓」
画と文 平井辰夫
猟犬が自分の命をかけて主人を大蛇から守ったお話
展示風景 |
べっちゃら谷の鬼 |
きき耳がんりゅう |
今治の昔話「矢田の蛇池」 日照りが続き、雨を降らせるために、矢田の蛇池近くに住む三姉妹の三女が大蛇の嫁になり、 その後、田んぼの水の心配がなくなったというお話 |
玉川の昔話「神さんの投げた石」 |
朝倉の昔話「のしかけ岩」 南北朝時代、朝倉 笠松山で繰り広げられた、いくさのお話 |
朝倉の昔話「保田の権六様」 江戸時代、長雨が続き、不作で食べる米がなくなり農民たちに自分の蔵の米を分け与え、 食べずにもみ種をまくらに亡くなった権六様のお話 |
米作り電動人形 (吉海郷土文化センター蔵) |